おはようございます。
結い上がったドイリーに針打ちをして
アイロンをかける私のやり方を
ご紹介します。
この恐ろしくウネウネしたドイリーを
仕上げていきます。
この状態でネットに載せてはいけないレベルの
ウネウネです。
その前にこれが何かわかりますか?
これは指ぬきという物です。
私のは40年物の金属製ですが
小学生が家庭科で購入するお裁縫セットに
革製の指ぬきが必ず入っているはずです。
これは中指にはめて
運針や針打ちの時に針のお尻を押すのに使います。
前回の『タティングレースをたのしむ会』では
どなたも指ぬきを使ったことが無いと聞いて
驚きました。
私は和裁や洋裁をする時の他
クロスステッチを指す時も
刺し子をする時も
タティングレースでは糸の縫込みや針打ちをする時も
針を使う時には必ず指ぬきをはめています。
逆に指ぬきを使わずに針打ちや運針をするのって
痛くないですか?
それでは針打ちをして行きます。
「アイロン台の代わりに」の記事で書いたように
板の上にネルを2枚重ねにします。
対角線状に針を打っていきます。
あまり引っ張り過ぎないように
この針打ちには是非!指ぬきを使ってみてください。
ぎゅっとしっかり刺せますから。
最初は見様見真似でいいですから
指ぬきをはめてみてください。
この針は四ノ三という針です。
私はいつも待ち針の代わりに
この四ノ三を使っています。
その理由はまたの機会に。
ぐるっと周りを針で止めたらアイロンです。
針をなぎ倒さないように
中心から針の間を埋めるようにかけます。
家庭用の大きなアイロンでは
かけ辛いかもしれませんね。
このアイロンは30年以上使っている
ベビーアイロンです。
残念ながらもう販売されていないのですが
手芸店にはミニアイロンが売られています。
針をはずしてもう一度
しっかりとアイロンをかけます。
完成です。
本当はアイロンがけをしなくて良いくらい
バランスよく結えたらいいのですけどね。
何かの参考になれば幸いです。
Rinko